器には木の器もあります。 イアン・ヘイデンさん、東京在住のイギリスの方の作品です。東京にいらっしゃるのですが普段から日光東照宮の脇にある工房へ通い、そこで仕事をされています。 木の器って手間暇を考えると、あんまり色々な事をできないように見えるのですが、イアンさんの“こだわり”はそこでは無いのです。木には年輪がありますが、イアンさんはそれを縦に使ったり斜めに使ったり、模様が良く見えるように削って行くという方法でお皿を作ります。なので削って行くうちに「これは!」ってものがあると、深い鉢になったり大皿になったり形を変えて行くのです。似たような形が無いのはそのせいなんですね。
器は形、色や柄や触感で作るだけではなく、こんなに面白い作り方もあるんです。
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